ウソ・・・  こんな場所で!!


こんばんは、あおい接骨院の密山です。

 

 

この前の日曜日、空手の大会の救護班として参加しました。

 

 

子供から大人まで沢山参加したけっこう大きな大会でした。

 

 

子供は防具をつけての参加でしたが、負傷も多くテーピングをしたり、固定をしたりなかなか忙しかったです。

 

 

大人は防具もグローブもつけないフルコンタクトの試合で、顔面の骨折や脳震盪・出血などの処置や対応におわれ忙しいながらも、やりがいを感じました。

 

本当に研修時代は苦しかったけど、こういった事への対応ができるように勉強してきて本当に良かったとあらためて感じました!!

 

と、まあここまでは想像のつく話ですよね。

 

 

そんな中、応援に来ていた2歳くらいの子を連れた夫婦が僕の座っている救護班の席に来て、「子供が暑そうだったので長袖のトレーナーをバンザイさせて脱がせたら、大泣きして手を痛がるので診てもらえませんか?」とやってきました。

 

話を聞いてこれは子供の肘内障(ちゅうないしょう)だと思い、検査をして戻す操作をして処置をしました。

 

肘内障は

 chunaisho_03-l[1]肘内障は図のように肘の関節の靭帯がズルンと外れて、関節に挟まってしまう状態です。

 

 

手をひっぱったり、今回のように長袖を脱がす時にも起こったりします。

 

 

肘内障が起こると肘内障を起こしてしまった親がふさぎ込んじゃったり、「子供にとんでもない事した」と家庭内で親同士がケンカになったりすることがあるようですが、0歳~4・5歳位までは誰でも起こりうることで、親や周りが悪いわけでもありません。

 

 

何回か外れちゃってもその都度きちんと元に戻しておけば、変な後遺症や成長障害が起こる事もないです。

 

 

でも肘内障は痛いし、戻すのも知識がないと危険なのでやらない方が良い事をかくと、

 

 

図のように子供の手のひらを下にして引っ張たような状態にならないようにだけしてください。

Pulled_elbow[1]

これだけで99%防げます。

 

 

実は両親の真ん中で子供が手をつないでぶら下がったりして遊ぶのは、幸せな感じでいいのですが、ちょっと危険なので5歳くらいになるまではやめときましょう。

 

 

子供が強くぶつけたり、転んだりして手をついてないのに手を痛がるようなら肘内障の可能性もあるので専門家に診てもらってください。

 

 

今回、空手の会場でまさかの肘内障が発生しました。

 

一般の方にはあまりイメージがつかないかもしれませんが、

内科に手伝いに行って風邪とかの患者さん来ると思っていたら、

それに紛れて近視の人が診てくださいって来たような感じのレアなケースなので書いてみました。